切々経声如波紋 滴滴雨霤如宝珠 一語一尊伝十方 万世万界振一切
※雨霤(うりゅう):屋根や葉から滴り落ちる雨。形ある雫が落ちる様子を言う
宝滴006
本文
切々経声如波紋
滴滴雨霤如宝珠
一語一尊伝十方
万世万界振一切
形式
#漢詩風
カテゴリ
#1.仏法・教義
ラベル
#雨 #仏 #宇宙 #声
キーワード
#波紋のような経声 #雨の雫 #宝珠の如し #十方に伝わる
要点
経の声は波紋のように広がり、雨の雫は宝珠のように宇宙に響く。
現代語訳
理趣経を一音一音丁寧に唱える声は波紋のように広がり、滴る雨は宝珠のように輝く。一語一尊が十方に伝わり、万世万界を揺るがす。
注釈
雨霤(うりゅう):雨が屋根や葉から滴ること。形のある雫を強調。
解説
経の力を視覚的・聴覚的に表現。雨と経声が宇宙に響くイメージで、仏法の広がりを描く。